かすみでむぱ テーマファイル仕様書 ver. 1.1
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かすみでむぱ テーマファイル 仕様書このドキュメントについて目的このドキュメントはかすむでむぱのテーマファイルに関する仕様書です。テーマファイルの改変及び新規作成をする場合に使うと便利かもですよ。 記述形式べた書きのHTML+CSSで書かれています。WebKitもしくはKHTML、あるいはGecko系のブラウザで閲覧下さい IEはどうなるか知らんです おことわりこのドキュメントはかすみでむぱテーマファイルv1.1(かすみでむぱv2.1相当)について書かれています。これは今現在の実装であり、今後の実装と異なる場合があります。ご注意ください。 基本構造かすむでむぱテーマファイル(以下、テーマ)は一つのフォルダに収められた複数のファイルによってなりたっています。 これらは一つの主設定ファイル(theme.tsbff)とそれ以外のリソース群に分類できます。 今後、副設定ファイルを規定するつもりですが、まだ何も決まってません。 フォルダパッケージテーマそのものとなるフォルダです。(図では「default」フォルダ) 将来的にパッケージ化される予定とか。 ファイル名は自由ですが、ユニークなものにしてください。 主設定ファイル (theme.tsbff)tsbff形式(後述)の設定ファイルです。テーマについての基本情報(名称、作成者等)と テーマ設定のほとんどをこれに記述します。 (一部の設定は副設定として別ファイルに記述される予定です) ファイル名は常に「theme.tsbff」で固定です。 副設定ファイル主設定ファイルを補助する、付加的な設定を記述するファイルです。現段階では存在しません。 画像ファイルテーマに利用される画像ファイルたちです。ファイル形式は(Cocoaが読めるもの限定で)特に規定されていませんが、 透過の必要性からPNGもしくはTIFFがオススメです。 (PSDとかでもいいけどファイルサイズが大きくなっちゃうので) 効果音ファイルかすみでむぱv2.1(テーマファイルv1.1)からサポートされました詳しくは効果音の章をお読みください tsbfftsbffファイル形式はテキストベースの記述形式でHTMLなどの『めーくあっぷらんげーじ』に近いものです。 ヘッダとデータ部を持ってたりいろいろするのですが、 かすむでむぱではそれらの機能の一部のみ利用するため、あまり意識する必要はありません。 ただ、拡張子が変で、少しだけ約束事のついた、テキストファイルだと思っていただければ。 Headertsbffではファイルの頭にヘッダを付加しなくてはいけません。主設定ファイルでは以下の物を利用します。 これは一行めが、かすみでむぱ用のtsbffファイルであることを示し、 二行めが、かすみでむぱテーマファイル用のフォーマットであることを示しています。 まさに最低限って感じのヘッダです。これつけないと読んでくれませんので注意。 Dataヘッダの後に続くのはデータです。ヘッダのあと一行空行をあけ、設定パラメータを書いていきます。 それらは行単位で処理され、空行は無視されます。 また、行頭に「#」のついた行もコメントとして無視されます。 設定パラメータ設定パラメータは『「宣言子」+半角スペース+「値」』の形で記述します。宣言子の一覧は後述しますが、これらは基本的にはその役割の英訳の単語となっています。 宣言子は半角英数からなる文字列であり、スペースを含みません。 また、同じ宣言子が重複して記述されることは許されません。 (複数出現した時はそのいずれかが利用されます。どれが選ばれるかは実実装によります) 大文字小文字は同一視されるので注意してください。 宣言子現段階で規定されている宣言子の一覧です。ここでは「宣言子 [引数]」のように記述していきます 一般name [string]テーマの名前、必須description [string]テーマの説明、必須creater [string]作成者名、必須createrSite [url]作成者のWebSiteのアドレス「http://www.hoge.com/」の様に記述してください createrMail [mail]作成者のメールアドレス「hoge@hoge.com」の様に記述してください。 build [date]作成年月日(「HHMMDD」)、必須例えば2005年1月4日なら「050104」の様に記述してください。 共通画像画像、セルの双方に共通/どちらにも含まれない画像に関する宣言子一覧です。screenshotImage [file]スクリーンショットの画像ファイルquestionImage [file]はてな(?)なイメージ。用途未定。errorImage [file]エラーかつ他に適当なイメージが存在しない時に利用。animate [?]アニメーション。未実装。画像パネル画像パネルに関する宣言子の一覧です。defPanelSize [size]画像パネルの初期サイズresultN(Nは整数) [file]「result0」、「result1」、「result2」等でそれぞれ発見数1本、発見数2本、発見数3本に対応する画像ファイル。 Nの上限はintの範囲 イメージ的には「ぜろ、いち、にー、さん、たくさん」で。 resultMany [file]resultNで設定されてない本数の場合に表示される画像ファイル、必須deflaultImage [file]発見数を示していない画像ファイル、必須failedImage [file]スキャン失敗した場合に表示される画像ファイル、必須poweroffImage [file]AirMacが切の場合に表示される画像ファイル、必須notAvailableImage [file]AirMacが存在しない場合に表示される画像ファイル、必須セルパネルセルパネルに関する宣言子の一覧です。defCellSize [size]セルパネルの初期サイズdefCellImage [file]強度を示していない画像ファイル、必須cellSysImage [file]セルパネルの基本セルの画像、必須cellErrorImage [file]電波の強度が分からない場合等にstatusNの代わりに利用statusN(Nは0〜10の整数) [file]電波の強度に対応する画像ファイル。Nは強度の十分率の小数点以下切り捨て。 例えば、23% => 2.3 => 2 => status2 0〜9% status0 10〜19% status1 となる、11個全部必須 signalBarColor [color]信号強度のバーの色、未実装noiseBarColor [color]信号ノイスのバーの色、未実装バージョンチェック、未実装versionCheck [bool]バージョンチェックの有効無効、未実装versionCheckMethod [vc_method]バージョンチェックに用いる手法、未実装versionCheckAddress [url]バージョンチェックに用いるアドレス、未実装versionCheckServerと排他利用 versionCheckServer [url]バージョンチェックに用いるサーバ、未実装versionCheckAddressと排他利用 versionCheckCode [string]バージョンチェックに用いる識別子、未実装値[string] 文字列改行文字以外は含んで大丈夫らしい文字列です。[file] ファイル拡張子を含めた相対パスで記述します。[bool] 有効/無効、はい/いいえenable有効disable無効yesはいnoいいえ[size] サイズ『「幅」,「高さ」』例:「240,320」は幅240px、高さ320px [date] 日付「HHMMDD」[url] アドレス「http://www.hoge.com/」[mail] メールアドレス「hoge@hoge.com」[vc_method] VersionCheckMethodtsbvcTSB VersionCheck[color] 色未定更新確認TSBVC形式の更新確認を利用することができます。まだ実装してませんけど。 単独ファイル形式TSBVC情報ファイルをWebサーバ上に設置するだけで簡単に更新確認を利用できます。 これはTSBVCの一部機能を利用したものです。 versionCheckにenableを versionCheckMethodにtsbvcを指定し versionCheckAddressに設置したTSBVC情報ファイルのURLを記述します。 また、versionCheckCodeにユニークな識別コードを指定してください。 (これは照合に使われます) TSBVC情報ファイル例通常形式TSBVCの本来の形式に基づいた利用で、いくつかの機能が追加利用可能です。サーバ上にTSBVCディレクトリを形成した上で versionCheckServerにサーバ上のTSBVCのディレクトリを記述してください。 詳しくはTSBVCのドキュメントを参照してください。 その他わかりにくい実際のファイルを見て理解してください。それでも分からなかったら TSBps.comのサポート掲示板等に書き込むか メールで問い合わせてください ここに書いてあるのと実際の挙動が違ってる実装変更したのにドキュメントに書き忘れてたりドキュメントに書いたのに実装し忘れていたりすることがあるので この場合はどちらが正しいとは言えなかったりします、ごめんなさい。 気になった場合はサポート掲示板かメールで問い合わせてください。 修正してどちらかに統一します。 公開適切なreadmeファイルを添え、zipなどでアーカイビングして公開してください。(別にdmgとかでもいいけど 効果音v2.1から効果音が利用可能になりました。宣言すると規定されたタイミングで効果音が流れるようになります。 うまく使えば有用ですが、失敗するとうざさ爆発なので、作成した後は必ず一通りの動作確認をしてください。 効果音といっても音声データを利用する事も出来るので、いろいろ遊んでください。 また、標準のビープ音(システム設定のサウンドパネルに出ているもの)も利用可能です。 ファイル形式利用可能なファイル形式はCocoaで使えるもの、つまり実質QuickTimeで使えるものとなります。MIDIでもAIFFでもm4aでもmp3でも大丈夫なハズですが、無難にm4aかmp3がオススメです。 あまり長くすると鬱陶しいので短め(〜数秒)がいいとおもいます。 タイミング様々なタイミングを間隔等を考えずに設定してあるので全てのタイミングに効果音を指定するのではなく いくつかを選んで指定するといいと思います。 宣言子-スキャン編スキャンに関する効果音(scan effect sound)に分類されますSNDstartscan [sound]スキャン開始のタイミングSNDanarysing [sound]分析開始のタイミング分析にかかる時間が短いため、あんま使わない方がいい SNDfoundN (Nは整数) [sound]スキャン完了のタイミングN個の霞電波が見つかったときです SNDfoundMany [sound]スキャン完了のタイミングfoundNがなかった場合に使われます resultN/resutManyと似た感じです SNDscanfail [sound]スキャン完了のタイミングスキャンに失敗のした場合に使われます 宣言子-接続編スキャンに関する効果音(scan effect sound)に分類されますSNDstartjoin [sound]接続処理開始タイミングSNDjoinwaitinput [sound]接続先&パスワード入力要求のタイミング接続先未確定時 SNDjoinwaitpass [sound]パスワード入力要求のタイミング接続先決定済み時 SNDjoinfine [sound]接続処理完了のタイミング接続に成功した場合に使われます SNDjoinfail [sound]接続処理完了のタイミング接続に失敗した場合に使われます 宣言子-一般編一般の効果音(general effect sound)に分類されますSNDwakeUp [sound]アプリケーション起動直後SNDimageGoingVisible [sound]画像パネルを開くタイミングSNDimageGoingInvisible [sound]画像パネルを閉じるタイミングSNDimageZoom [sound]画像パネルを拡大するタイミングSNDimageUnzoom [sound]画像パネルを縮小するタイミングSNDcellToggleVisible [sound]セルパネルを開くタイミングSNDcellToggleInvisible [sound]セルパネルを閉じるタイミングSNDcellChangeExtendTo [sound]セルの伸張方向を変更するタイミング(今の実装だと変更の適用の為にスキャンするのでそれとかぶっちゃうかも) SNDpowerOn [sound]AirMacの電源を入りにしたタイミングSNDpowerOff [sound]AirMacの電源を切りにしたタイミングSNDthemeApplied [sound]テーマが適用されたタイミングthemeAppliedの直後になります SNDthemeUnapplied [sound]テーマが適用解除されたタイミングthemeAppliedの直前になります SNDopenCreaterSite [sound]作者サイトへのリンクを開くタイミングSNDsendCreaterMail [sound]作者宛メールを開くタイミングSNDversionCheck [sound]バージョンチェックのタイミング後書き最終更新っぽい日:050606書いた人:とうた TSB program system http://tsbps.com/ mailto:support@tsbps.com 履歴2005/6/6 (KDv2.1/KTv1.1) KDv2.1のサウンド対応にあわせKTもv1.1へ2005/6/5 (KDv2.0/KTv1.0) KDv2.0にあわせて小修正 2005/6/4 (KDv2.0pr/KTv1.0) 初出し (KD=かすみでむぱ、KT=かすみでんぱテーマファイル) |